中学校・高校の先生向け これだけは押さえて欲しい!ミュージックベルの指導法

こんにちは。
ハンドベルスタジオ・ワイズベルの大野由貴子です。

中学校や高校でミュージックベルを使う機会が増えてきています。

・コロナ禍の音楽の授業で
・文化祭や卒業式で
・クラス対抗の合唱コンクールの代わとして

など、様々な場面で取り入れられているようです。

↓こちらはミュージックベルの楽譜の一部です。

私が実際に高校の先生に指導法をお教えしたときの楽譜「ビリーブ」です。



例えば「ファ」の音を担当する場合、↓こんな風に印を付けるのが一般的です。

ベルを鳴らすタイミングが合っていれば曲にはなるんですけど、場合によってはメロディーが聞こえ辛いことがあるんですよね・・・。

ベルの演奏って、同じ音でもメロディーの一部を担当しているときと伴奏を担当している時と曲の中で役割が変わります。

なので、まずはメロディーラインを確認すること。

だいたい楽譜の一番上の音がメロディのことが多いので見つけやすいと思います。


気を付けて欲しいのは、メロディーが聞こえるようにするために、伴奏の時は小さくしろって言いがちですが・・・そうすると音が鳴らなかったり極端に小さすぎる場合があります。

まずはメロディーの音を軽く意識するだけで良いと思います。
それだけでも音の大きさ変わるんですよ。

また演奏していると自分の音が大きく聞こえて全体のバランスが分からないので、先生が前で聞いてアドバイスしてあげると良いと思います。

ベルの演奏って思っているより繊細です。
先生方のお役に立てたら幸いです。

個別に学びたい方はこちらもご利用ください↓
『幼稚園・保育園、学校の先生向けミュージックベル指導法講座』