ひらがな演奏®出前授業と昼休みミニコンサート

こんにちは。
静岡県富士市『ハンドベルスタジオ・ワイズベル』の大野由貴子です。

12月23日(木)富士市立吉永第二小学校1・2年生の音楽の時間に、ハンドベル『ひらがな演奏®』の出前授業を行いました。

1年生は「あわてんぼうのサンタクロース」、2年生は「校歌」に挑戦!



どちらも歌いなれた曲ですが、ミュージックベルで演奏するとなると結構ムズカシイ💦

タイミングの取り方やうっかり鳴らし忘れがないよう、どの子も一生懸命でした。




慣れてきたのを見計らって、出番が少ないところは鈴を鳴らしてもらいます。
演奏に動きと楽しさが加わりイイ感じ♪

鈴とミュージックベルの持ち替えもスムーズに出来ました。




途中から校長先生も参加してくださり、子どもたちに教えてもらいながら一緒に演奏!
初めて楽器を手にする方でも簡単に出来るのが『ひらがな演奏®』のいいところです。


「少ないところは大切なところだから、思ったより難しかった」
「上手くできてよかった」
「難しかったけどできた」 など、みんなで演奏する難しさと楽しさを感じてくれたようで嬉しかったです。



1年生、2年生共に練習開始20分程で撮った動画です。
YouTubeにアップしたのでご覧ください。



参考になれば幸いです。






昼休みには、ハンドベル教室の生徒さんチーム『ハンドベルアンサンブルLink』によるミニコンサートを行いました♪

イングリッシュハンドベルとミュージックベルの違いなど、楽器の説明に聞き入る子どもたち。

後日届いた絵には、ベルの持ち手の違いがちゃんと描かれていました!


授業の様子やミニコンサートの絵もかわいいですね💛


【子ども達の感想】
■がんばれば、きれいなメロディーがきこえてきたのでうれしかったです。とちゅうから「すずの音ならしてね。」といわれたら「できるかな。」とおもっていました。「レ」の音にサンタクロースのとこがむずかしかったです。いそがしい中ありがとうございました。「ミ」のむずかしいところはぜんぶつながっているところです。

■むずかしかったです。おもしろかったです。ありがとうございます。またきてください。まっています。

■いそがしいのにまるをつけたりしてありがとうございました。ベルのつかいかたをおしえてくれてきれいな音になりました。

■ベルをいっぱいならして本とうのベルをならしたらむずかしかったです。先生が〇とかつけてくれたからわかった。いっぱいおしえてくれてありがとう。

■ハンドベルをならせてうれしかったです。すこしむずかしかったけど、しっかりできて、よかったです。また、えんそうしてじょうずになりたいです。




【担任の先生の感想】

■いつもは歌って楽しんでいた曲が、1時間でベルの演奏になることにおどろきました。自分の担当する1音が、曲の中の大切な1音であることに気づき、一生けん命言葉を追いながら演奏していました。まわりの友だちのはやさと合わせようとする様子、ペアの友だちと協力してならすタイミングをたしかめ合い、最後まで演奏できて喜び合う様子・・・ みんなで1つの曲を創り上げる楽しさを味わえました。たくさんほめてくださる暖かな雰囲気も、とてもありがたかったです。

■本日は、子どもたちのためにありがとうございました。ほとんどの子どもが楽譜が読めません。それでも、このひらがな演奏ならば、自分の担当のところを覚えてやるだけなので、楽しく演奏することが出来ます。個々は1つの音だけですが、クラスみんなで順番に音を出したり、一緒に音を出したりすると、つながって音がかさなって、一つの曲になりました。子どもたちは、そのことを演奏を通して実感し、合奏を楽しんでいました。とても貴重な体験でした。ありがとうございました。



これを機会にミュージックベルの輪が広がっていくと嬉しいです。
ありがとうございました。


▼こちらもお読みください▼
学校の先生向け『ひらがな演奏®』指導法講座について>>




後日、静岡新聞・富士ニュースで紹介されました。