静岡県立富岳館高校でのハンドベルひらがな演奏®授業 ~ 生徒さんの感想が届きました
こんにちは。
静岡県富士市ハンドベルスタジオ・ワイズベルの大野由貴子です。
先月ハンドベルひらがな演奏®の出張授業を行った、静岡県立富岳館高校の生徒さんから、感想が届きました。
その中から一部をご紹介します。
・私は初めてハンドベルを体験しました。1人ですべての音を演奏するピアノやマリンバとは違い、演奏する音が少ないため簡単だと思っていましたが、周りとタイミングを合わせて1つの曲を完成させる事はとても難しかったです。特に左右で違う音を鳴らすため、わからなくなってしまうことが多かったです。
そのため、ひらがな演奏は、小さい子や、楽譜を読むことが苦手な人でも演奏を楽しめて素晴らしいと思いました。もともとの曲を知っていないとできないけれど、誰でもできてみんなで楽しめる配慮もあって良いと思います。
・出番が少ない音がある→音階の無い楽器を使う(鈴、マラカス、カスタネット)
・シルバー、ゴールド、カラーの3種類がある。素材が違うと音の質が違う?
・歌を知っていれば、音符が無くても演奏できる→楽譜を読むのが苦手な人でも出来る。誰でも楽しめる。
・腕も振ると音が響く→きれい
・音によって色を変えたり、目印になるものをつけたりすれば、文字の読めない子供でもやりやすいと言うことを知り、工夫が面白かったです。特にリボンをつけるとクリスマスのようになって可愛かったです。
・色によって少し音色が違い、その違いを楽しめました。曲の雰囲気によって種類を使い分けて演奏するのも面白そうだと思いました。
・先生の演奏は私たちのものよりも明らかにきれいな音で長年の練習がなければできないことだろうと思いました。
・金のベル→音が優しく響く、中の玉(クラッパー)がゴム。
銀のベル→高く響く、中の玉がプラスチック
カラフルなベル→パチっとはっきりした音。ドは赤、レはオレンジと幼児でも覚えられる
・今回のハンドベルひらがな演奏法の講座を通して、楽譜が読めなくても、音楽が楽しめると言う新しい出会いをしました。
・ひらがなに書かれている〇や⬜︎などのところに来たらベルを鳴らすと言う一見簡単そう!と思ったけど、いざやると、歌のリズムが不一致だったりして、今どこをやっているのかすぐに分からなくなってしまいました。そこで歌を歌い、歌詞を確認した上で歌いながらやったら、みんなができるようになっていたし、揃ったのでとても楽しかったです。
・ベルを最後のところで伸ばすように鳴らし続けたり、他の楽器(鈴やウッドブロック)でアレンジをしてみたり、工夫をして、よりひらがな演奏法でしかできない楽しさや達成感を味わいました。
・金のベル→ずっと長く響いているみたい。鐘の音がする。
銀のベル→鳴らしやすく音が良かった。
カラフルなベル→鳴らしにくい。3つの中で、1番鳴らしにくい音がした。
3色違った音がして楽しかった!
・ハンドベルひらがな演奏法の講座を聞いて、子供でも簡単に演奏できる工夫がされていることにとても驚きました。歌詞に合わせて、「ここでこのハンドベルを鳴らす」とわかりやすくなっていて、保育園等でも活用されている理由がよく理解できました!
・実際にみんなでパートに分かれて演奏した時は歌いながら演奏することで、自然とリズムが合い、協力して音楽を作る楽しさを感じました。
また3色のハンドベルを鳴らしてみると、それぞれの音が違って聞こえることがわかりました。なので、曲に合わせてベルを変えると雰囲気をより豊かにできると思いました。
今回の体験を通して、ハンドベルはとても親しみやすく、音楽の楽しさを分かち合える楽器だと言うことがわかりました!



生徒さんの感想から、ひとつひとつの体験を大切に、真剣に授業に向き合う姿勢が感じられました。
また、楽器に対する観察力の高さにも驚かされました。
私自身も多くのことを学ばせていただき、ありがとうございました。